新型コロナウイルスがやってきた(1)

「まさか!?うちは大丈夫!」

・・・ではありませんでした。

 

これは、現在深刻な新型コロナウイルス(デルタ株)について、我が家の感染経路とその後を記録したものです。本当に身近なものになってしまった。

 

ただし、これを記事にしてしまうと、もしかしたら「あの家の!」と、特定されてしまい、誹謗中傷される恐れもありますが、それよりも、感染したのは事実であるし、今後の参考になればと思い書きます。

 

 

8月11日。その日、主人は庭で会社の同僚3人と車の修理をしていました。

夕方から「なんだか調子が悪くなってきた。一日水分取らなかったからかな。熱中症かな・・・。」

主人はよく、熱中症のような症状を起こすので、さほど気にしませんでした。

 

8月12日。翌朝になっても、調子がいまいち。天候も悪いので、一日ゴロゴロ。

熱は?36.8度。微妙・・・。

 

8月13日。この日も雨だったので、一日ゴロゴロしていたのですが、「風邪かな?コロナって風邪と同じじゃない?大した事ないな。」と主人。

私は仕事のため、様子を見ていたのは次女。部屋の片づけをしてくれたり、お水を持ってきてくれたり。主人のお世話係でした。

 

8月14日。「熱中症がこんなに続くのはおかしい。もしかしてコロナかも・・・。」

と、思いだした主人。どうやら先日家に来た同僚がコロナで入院したらしい。

 

8月15日。少し遅めの昼食時。次女があまり食欲がないと言い出した。そして夜。

寝る前に体温を測ったら37.2度。これはもしや・・・。

主人の体温は37.8度。日曜日だったので、明日2人で病院へ行くことに。

 

8月16日。2人共やっぱり陽性。医者が言うには「入院レベル」

けど、2人共自宅にいるよ?どういうこと?

当然家族のみんなは濃厚接触者となり、明日PCR検査をするので、それまでは自宅待機。

2人は同室にて可能な限り隔離生活。とはいえ、定期的な喚起と、食事を運ぶのは私。マスクはもちろん、消毒液を気休め程度だけど、2人が通ったところや、トイレ、お風呂にシュッ!(気休め程度というのは、普段気にしていないせいか、どこまで細かくやっていいものか、効果はあるのか?半信半疑な気持ちがあったので。)

次女の体温について後から聞いた話だと、昨日の寝てる時に39度くらい上がってた気がする、とのこと。

 

8月17日。次女は熱は下がるが、のどが痛い。頭が痛い。体がちょっとだるい。

主人は相変わらずの調子の悪さ。息苦しさもある。ただ、隔離をしているので、あまり詳しく見ていない。安否確認程度。

保健所には、時間が指定されているので、その時間に行く。年寄りチーム(ワクチン2回済)と私と長女。

一方通行で案内され、ドライブスルーで容器を渡され、その中に唾液を線まで入れて、名前シールを貼り、袋に入れて、今後の(濃厚接触者の)生活は・・・というチラシをもらって終わり。結果は明日の午後。もちろん、どこにも寄らず、自宅待機。

 

急に主人は出かけて行った。自宅療養中なので、保健所と安否確認したのかな?

・・・しばらくして私のところに連絡が。

「今、家にいる?病院にいるんだけど、入院になったから、一度家に戻るけど、病院まで送ってくれる?」と主人。

どうやら、保健所とのやりとりで、血中酸素飽和度とか、息苦しさの具合とか、そんな話をしたら一旦病院に来てくださいと言われたそう。すると肺炎になりかかっているのですぐに入院です!と。

急な話だったけど、家にいてもよくならないし、病院にいた方が安心ではある。もっとも、今は病室に空きがなくて困っている人もいる中で、主人はラッキーだった。

 

病院は、裏口で、コロナ専用通路、みたいなところで降ろされる。運転手の私は降りない。これもまたドライブスルー方式。ただ、保健所の方がそこにいて、名前の確認してから「じゃ、担当の先生を呼びますのでしばらくお待ちください。」と言ってから20分以上は待ったかな。その間も、主人が息苦しくしてるのを見るのも切ないし、なんだったら窓を開けているとは言え、車内だから、私も感染しちゃうじゃん!と思ってみたり。

 

濃厚接触者の家族は、全員陰性でした。それでも保健所から指定される日までは自宅待機。